今日は魚中生も少しずつテストが返却されました。

中学2年生の女の子が数学で80点を超えたり、南中の3年生も引き続き大健闘の結果を持ち帰ってきたりと、笑顔の報告が増えてきました^^

もちろん、全員が全員笑顔で報告できているわけではありません。

中には力を出し切れなかったり、不本意な結果に終わり、悔しさのあまり涙を流す生徒もいます。

笑顔での報告が増えれば増えるほど、そのコントラストは一層際立ってしまいます。

みんなそれぞれ頑張った上での結果なので、とても残酷な部分もありますが、だからこそ湧き上がってくるものがあると思います。

悔しい思いをすればするほど、次へのエネルギーは大きくなります。

「臥薪嘗胆」

この悔しい気持ちを忘れずに、次こそは一緒に笑って報告できるように、しっかりと結果を受け止め、どこが改善点なのかを明らかにし、前を向いて進んでいきたいと思います。

よく子供たちに「何で勉強なんてしなあかんの？」と聞かれますが、私はこの勉強というものを通じて、自分の弱い部分や課題と向き合い、克服していく過程にこそ意味があると思っています。

これから先子供たちが何か自分のしたいこと目指したいことを見つけたとしても、決して全ての場面において楽しくてワクワクするものばかりが待っているわけではありません。

むしろ進むべき一つの道を決め、目標を持って歩み出し始めると、たとえそれが自分の望んだ道であっても、辛くて険しい道のりであることの方が多いと思います。

自分で選んだ道なのに逃げ出したくなることも多いと思います。

そんな苦境の中でも、最も辛くて大変なことの一つが、自分の課題や弱点を真摯に受け止め、克服していくことだと思います。

誰しも自分の課題や弱さからは目を背けたくなります。

でもそんな時に目を背けずに立ち向かっていけるかどうか。

そんなこれから先の人生におけるターニングポイントで、しっかりと前進していく力を養うことが、勉強をする目的の一つだと思っています。

今躓いている子供たちがしっかりと自分の課題と向き合い、乗り越えて行けるよう、全力でサポートしていきたいと思います。

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