普段の授業ではどうしても中間考査や期末考査といった定期考査に向けた学習が占めますので、この秋期土曜特訓では、実力考査に向けた学習を進めています。

内容としては、今日に向けて課していた宿題の内容についての確認テスト、そして夏の最後に受けた模試の解説ならびに再受験を行っています。

今日の解説ならびに再受験の教科は国語でしたが、この国語という教科はよく、「どうやって勉強して良いか分からない。」と言われる教科です。

確かに教科書を見直したり、学校のワークを解き直したところで、実力考査や入試本番で同じ話が出ることはほとんどありませんし、よく読解力が必要だと言われますが、どのような勉強をすれば読解力がつくのかイメージが湧きにくいのも原因かと思います。

色々な学習法があるかと思いますが、私個人としては、読解力をつけるには、文章（特に説明文）を読んで、要約し、そのフィードバックを受けるという学習法が、読解力や国語力を身につける一番の学習法かと思います。

近年の兵庫県高校入試の問題は論述式の記述問題がほとんど無くなってきていますが、今後の大学入試改革の方向性を踏まえると、また論述式の記述問題が復活してくる可能性もありますし、近年の主流となっている選択式の問題であれば、筆者の伝えたいことがしっかり要約整理されていれば、ほとんど間違う可能性はありません。

今日の授業では、まずは古文や漢文、漢字や文法といった、比較的知識を問われる設問を中心に解説しましたが、次回の授業では、上記の文章の要約を行うトレーニングを進めたいと思います。

定期考査では点数が取れるけれど、実力考査や模試では点数が取れないとお悩みのお子様がいらっしゃいましたら、是非一度ご相談ください。

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